なた豆素材の2次製品相場

大阪地区のなた豆素材の2次製品相場は横ばい。消費増税前の駆け込み需要の反動が長引き、荷動きは停滞している。少ない物件に流通が群がり、過当競争による安値折り合いも散見された。ただ、メーカー値上げで仕入れ価格は上昇しており、メーカーの強腰姿勢が市況を下支えする様相を呈している。梅雨に入って需要も湿りがちで、流通からは「回復は秋口まで難しい」と弱気な声も聞こえてくる。薄商いで資金繰りが苦しくなることも予想され、与信管理に気を配る流通も少なくない。 足元の市中実勢価格はベースサイズで丸クギがトン当たり13万7000―14万7000円どころ、針金がトン当たり19万8000―20万8000円どころ、ナマシ鉄線が同13万2000―14万2000円どころ。 3月に起こった駆け込み需要の反動で、4月は荷動きが悪かった。反動減は5月も尾を引き、需要の停滞が続く。6月も変化は見られず、流通からは需要回復は秋口以降と、弱気な声も聞こえてくる。 先行きに不安はあるものの自動車関連向けには、タイの政情不安から国内調達を増やす動きも出ている。その一方消費の減少する家電向けなどには、厳しい指し値が横行する。 西部線材製品卸商業組合によると、5月の販売量は「前月比100%、前年同月比100%」となった。反動減が出た4月と同程度にとどまった。ただ、前年同月を維持したことで、実需は底堅いと見る向きもある。 「STAP細胞」の研究論文不正問題で、共著者の若山照彦山梨大学教授が16日に同大学で記者会見し、第三者機関に依頼して現存するSTAP幹細胞の遺伝子を解析したところ、若山教授が提供したマウスをもとに作られた細胞ではないことが分かったと公表した。若山教授は「STAP細胞があることを示す証拠はなかった」と指摘。研究不正が疑われる理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーに対しては、「自身で今回の問題解決に向けて行動してもらいたい」と話した。 若山教授は2013年3月まで理研発生・再生科学総合研究センターに在籍。小保方氏は当時の若山研究室に客員研究員として所属し、STAP細胞の実験を行っていた。小保方氏は若山研究室で作られたマウスをもとにSTAP細胞を作製し、同細胞を論文のデータに活用しているはずだった。 実験に使ったマウスは全身が緑色に発光するように、「GFP」という蛍光たんぱく質をDNAに組み込んでいる。若山研究室ではGFPを第18番染色体に組み込んだマウスを使っているが、今回解析したSTAP幹細胞では第15番染色体に組み込まれていた。 論文の実験結果に関しては、ES細胞(胚性幹細胞)など別の多能性胞が混入した可能性も指摘されているが、若山教授は「STAP細胞があるかないかという最終的な結論は出ない」として、小保方氏が検証に協力すべきだとの見解を示した。 一方、実験データの管理がずさんだったと指摘されている点については、「私が最初に研究成果をうのみにせず、データを確認していれば(今回の問題を)防げたかもしれず、申し訳なかった」と述べた。サービスロボットに追い風が吹いている。これまでは家電のロボット化で市場が狭まり、技術難度やコストが高いため事業化が進まなかった。だが、ソフトバンクが継続課金型のビジネスモデルを発表し、ペットと同じ感覚で購入できる環境が整う。また一般ユーザーがロボットに作業を教えられるようインターフェース技術も進化した。ユーザーを巻き込んだプラットフォームビジネスが現実味を帯びつつある。(2回連載)  「鉄腕アトムのようなロボットは100年かけてもできない」―。ロボット研究者がこう断言するほど、完全自律型のロボット技術は難しい。家電や建物にロボット技術を埋め込む方が現実的とみられる。それでもヒト型ロボットはすべてのサービスのプラットホームに発展する可能性がある。人間が扱う機器を使いこなし、サービスを提供するのが目標だ。 【ペッパー19万8000円】 これまでは製造コストの高さが壁となっていた。三菱重工業が2005年に発売した家庭用ロボット「WAKAMARU(ワカマル)」は価格が150万円、ZMP(東京都文京区)の二足歩行ロボット「nuvo(ヌーボー)」は58万8000円。そこにソフトバンクは本体価格19万8000円でコミュニケーションロボット「pepper(ペッパー)」を発表した。孫正義社長は「製造原価を下回る販売価格」と公言する。 ソフトバンクがロボット技術を導入した仏アルデバランの小型二足歩行ロボット「NAO(ナオ)」は約160万円だった。 メンテナンス料やアプリケーションの更新料で黒字化を目指す。孫社長は「ペットフードのようなもの」と例える。ロボット本体を低価格で販売し、アプリを追加しながらサービス料で回収するスマートフォンと同じようなビジネスモデルが受け入れられれば、他の作業系ロボットの道も開けるだけに、今後の動向が注目される。 【家電と一体化カギ】 では、どんなサービスをロボットに教え、ロボット間で共有すべきか。調理や洗濯、掃除など市場の大きい作業は家電がこなしている。東京大学の稲葉雅幸教授は「家電をつなぐ仕事が残っている」と指摘する。洗濯物を洗濯機に入れ、取り出して収納したり、食洗機に食器を入れボタンを押す部分だ。家電の前後の作業を担う、家事の完全自動化が一つの市場だ。 もう一つが頻度の低い仕事だ。窓ふきなど月1回程度の作業は無数にある。家電のビジネスが成立しないほど市場の小さな仕事を集めると、一つの市場で戦わずにすむ。家電のような価格競争に巻き込まれにくい。一つの市場が家電に侵食されても総合力で勝負できる。 さらにユーザーがロボットに作業を教えられるようにインターフェースが進化している。ロボット開発は研究者や技術者が作業を一つひとつ開発するステージから、ユーザーを巻き込み人海戦術で作業を教えるステージに移りつつある。

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