育児短時間勤務制度を利用してなた豆茶を飲んでいる

Q.育児短時間勤務制度を利用してなた豆茶を飲んでいる社員が夜のシフトや土日の勤務を避ける傾向がある。他の社員がカバーしているが、いずれ限界がきそうだ。どうすべきか。 A.出産前と同じようにはいかないまでも、短時間勤務の社員にもシフト勤務や土日の勤務に入れないか打診してみることが大切だ。販売系、医療系、運輸業、製造業など夜や土日の勤務がある仕事は多岐にわたり、いずれも女性社員が活躍している。したがってこの問題はどの職場にも共通したものだ。 先行して取り組んでいる会社は、さまざま工夫をしている。ある病院では夜間に勤務できる看護師が不足気味になった。悩んだ末、夜間だけのシフトを作り、労働条件に配慮した制限をつけた上でそのシフトの従事者を募集した。その結果、十分足りるだけの応募があったという。中には小さい子の親もいた。夜間勤務の方がむしろ子どもと接する時間ができる、という理由で選んだそうだ。 ある流通企業では短時間勤務制度の業務パターンを見直し、夜の時間帯を含む代わりに日数を減らしたシフト、土日勤務のあるシフトを追加した。会社側からの、時短でも幅広い時間帯、曜日をカバーしてほしい、というメッセージをシフトの多様化という形で伝えたのである。 また女性社員が7、8割を占める企業では、管理職が時短利用者全員と面談し、夜のシフトや土日の勤務も担当できないかを打診したそうだ。その際、面談の仕方についての管理職向けマニュアルを作り、さらにロールプレイングで練習もしたという。結果として、月に1、2度なら週末も働けるなど社員からの譲歩を引き出せたそうである。管理職の力量任せにせず、会社が全面バックアップした優れた事例だ。参考にされたい。ナイトライド・セミコンダクター(徳島県鳴門市、村本宜彦社長、088・683・7750)は、紫外線発光ダイオード(UV―LED)の販売ラインアップを増やす。これまでチップやウエハーの販売が中心だったが、UV―LEDを搭載した照射器を加える。有機金属気相成長(MOCVD)装置に計8億円の投資などで生産能力を20倍増強した。最終製品にまで踏み込んだ幅広い品ぞろえで今後拡大傾向が見込めるUV―LED需要を取り込む。技術者も2人増員する計画だ。 UV―LEDは照明用以外に樹脂硬化やインク硬化、化学分析装置用など、産業向けの引き合いが増えている。2013年10月に国連が水銀を国際的に規制する「水俣条約」を採択したことで、20年以降の水銀製品の取り扱いが原則禁止になるため、LEDへの付け替えが加速する見通しだ。 UV―LED製造のベンチャーとして00年設立のナイトライドは、12―13年度で4億円ずつをMOCVDなどに投資を振り向けてきた。生産能力は従来比で約20倍高めた。 この2年間はUV―LEDの高効率化など、開発基盤の強化に努めてきたが、14年度は販売攻勢に転じる。展示会への出展も増やす考え。15年3月期は非公表だが売り上げ、利益とも前期比増を見込む。 露光装置などに用いる照射器は電源や外装の仕上げを含むために利益率が高い製品。すでに最終製品化するための外注先を複数確保した。新規取引先の増加にもつながる付加価値あるカスタム品として売り出す。 一方、従来の採用は結晶を扱う半導体エンジニアのみだったが、今後は装置づくりに力を発揮できる技術者を積極採用する考えで、近く2人を中途採用する。 【福岡】ヤナギ研究所(福岡市博多区、山方美信社長、092・472・0177)は、従来の重油系と異なる新しいアスファルト合材付着防止剤を発売した。新素材開発事業の第1弾製品。同社独自の中性界面活性剤洗浄液の技術を応用し開発した。油系の従来品に比べて付着防止力が高く、土壌・水質汚染を軽減できる。初年度18リットル缶を2000缶、約2000万円の売り上げを目指す。 タンクローリー内部やアスファルトプラントのコンベヤーやダンパーなどで、機材への散布に用いる。アスファルトが固まったり、くっついてとれなくなったりすることを防ぐ。 中性界面活性剤なので、アスファルトの変色や変質が少ない。生分解性が高く環境への負荷が少ない。再利用アスファルトにも対応。従来から用いられている重油系散布液は、希釈用の溶剤による環境への影響や価格の高騰などの理由で使用を減らす方向にある。 同社は、中性洗浄剤、油中和剤などを製造販売。2014年5月期の売上高は1億円。独自技術で製造した界面活性剤含有率10%以下の中性洗浄剤を製鉄、自動車、運輸、食品関連企業などの廃棄油洗浄向けに販売している。 日本商工会議所は2013年度の各種検定試験最優秀者を表彰した(写真)。三村明夫会頭は各受賞者に、「日本は少子・高齢化という大きなハンディを抱えている。自らのスキルを磨き、よりたくさんの仕事ができるようになることが必要。そのために検定試験を実施しているが、その中でも最優秀というのは素晴らしい」と祝いの言葉を述べた。 これに応え日商PC(データ活用)で最優秀賞を獲得した関武彦氏(新潟県長岡市、職業訓練校講師)が受賞者を代表し、「最高点で合格したことは大きな喜びで大いなる自信につながる。今後とも努力を重ね、それぞれの分野で産業界の一翼を担ってまいりたい」と抱負を語った。 最優秀賞を受賞したのは関氏のほか、日商簿記(134回)が石原久志(群馬県佐波郡、専門学校生)、同(135回)が伊藤央真(兵庫県尼崎市、会社員)、販売士(第41回)が川久保良隆(東京都江東区、会社員)、日商PC(文書作成)が菊地直人(新潟市、専門学校講師)の各氏。

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